ショベルアイドリング不調原因はコンデンサー

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アイドリング不調原因究明

前回エンジンスタートしてエンジンが暖まっていたのにも関わらずエンジンストップ。
これはおかしいと思いバッテリーを疑いました。
作業の前にエンジン始動してみる。
いつも通り始動させようとガシャコン、、ガシャコン、、、、キック!・・・キック!!。
「ん~今日はなんだかかかりずらい」
どうしたんだろ????
「よし!かかった」と思いきや、エンジンSTOP。
かかってもすぐに止まってしまう。
・・・・・・点火系なのかもしれない・・・。
と疑いつつもまずはバッテリーの状態を計測。
シートを外しいざ測定。(ドキドキ)

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リチウムイオンバッテリー

ん・・・ それほど深刻では無いかも。
エンジンOFFの状態で13.34V。バッテリー90%程
(ちなみに4年使用でつなぎっぱなし、一度も充電していない状態で13.34Vはすごくないですか??)
エンジンONの状態(アイドリング時)でも計測したかったのですが、すぐ止まってしまうので計測できず。
やや弱くなっているが、そこまで深刻な状態ではない・・・。
って事はやっぱり点火系なのか?!
約4年。ポイントとコンデンサーは一度も交換していない。
思い切って交換してみよう!!
幸い以前ガッツさんでポイントとコンデンサは買っておいたので持っています。
こんな時に予備部品持っているといいですね~~。

ショベルヘッドタイミングホール

ジャッキUP

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後輪を浮かせるのでいつもより後ろにジャッキを入れて持ち上げます。
タイミングホールを開けようとするが、、、
サッビサビ。。。全然回らず。。。(泣) ビクともしません。
逆ネジなんでは??
って思っちゃうっくらい固い。
点火時期の調整は今回はあきらめ。(笑)
そのままポイントとコンデンサーだけを交換することにします。
「プラグホール今度お店であけてもらおう」(泣)
あんまりいねっきしやって、なめちゃったら悲惨ですから・・・・ね。

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ポイント&コンデンサー交換

ポイント式の点火はここの不具合多いです。
消耗品なので仕方がないですが、、
ポイントカバーを開けます。
開けるときネジ結構緩かったです。
ここもたまには増し締め必要なのかも!!

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ブルーストリーク製コンデンサー

はい。予備で買っておいたコンデンサ。(ブルーストリークです。安心、安心。)

ブルーストリーク コンデンサー単品

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ポイント

こっちはポイント。
ガッツさんオリジナルのものでしょうか??
安かったので買っておいたのですが大丈夫かな??

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交換作業

コンデンサとポイントを外していきます。

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マイナスドライバー1本で工具は足ります。
サクサクっと外し、サクサクっと取り付けます。

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今回使ってみたガッツさんのポイント。
品番9800-0002 735円 やっすいですね~。
大丈夫??
って感じになってしまいますが・・・
どのくらい持つのか今後検証してみたいと思います。(笑)
今度は、純正よりもいいとされているブルーストリーク製を買っておこう。

ブルーストリーク ポイント単品

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アイドリング安定

交換後エンジン始動。
「な、なんと!!」
劇的にかかりが良くなり、アイドリング状態もばっちし。
びっくりです。
安い部品だけどとっても大事な部品なんですね。(笑)
軽く試運転。。。。
近所を軽く一周。
「イヤーなんでもっと早く交換しなかったんだろう」モーレツに反省です。
乗り心地がすこぶる快適に。

パーツ交換後変わった所

具体的には

  • 発進がスムーズに。
  • 走行中アクセルを戻したときに衝撃がなくなる。

これびっくりしました。キャブのせいだと思っていた症状が改善。
納車当初から気にはなっていたのですがこれが改善されるとは、、、
アクセルを戻したときの衝撃って??
何??
って思いますよね。
なんて書けば伝わるのか・・・?
わかる方は分かるのでは???
走行中この衝撃がすごく嫌なので、アクセルを戻すときは必ずクラッチを切っていました。
「ガクン」ってなる感じです。
ごめんなさい。わかりずらい。っていうか分からないですよね。
今回のポイントとコンデンサの交換はとっても意味のあるものでした。

レギュレーター&オルタネーター

試乗後エンジンをかけたまま電圧を測ってみると14.52V。
お~~!大丈夫。
レギュレーターもオルタネーターもとりあえず大丈夫。
バッテリーも大丈夫そうなので交換は見送りますが・・・。
少し弱っていることは事実なので充電器は必要なのかも。。。。
思い切って買ってみるか??

SHORAI LFX バッテリーチャージャー/テンダー(日本専用モデル)SHO-BMS01-JP

発電(オルタネーター)と充電(レギュレーター)

ここでエンジンがかかっている時、電圧がどんどん上昇していくようだとレギュレーターのパンク。
逆にどんどん電圧が下がってくるようだとオルタネーター交換ですね。
ここは面倒なので壊れてほしくないですね~。
面倒というかここは触ったことないです~~!!(笑)

電気の流れ

バッテリーから電気の流れ。
ほとんどのバイクは12Vのバッテリーだと思いますが、
ナックル・パンヘッドやアーリーショベルなどは6Vだと聞きます。
バッテリーは+と-が決まっていますよね。
+と-が決まっているものが直流。(DC)
+と-が決まっていないのが交流。(AC)
聞きかじった程度なのでついていくのがやっとな感じですが。
(もっと理科真剣にやっておけばよかった。このくらいは小学校レベルなのかな??)

オルタネーター

1970年以降のショベル
オルタネーター(発電機)ここで発電された電気は、レギュレーターに流れてバッテリーに帰っていきます。
ちなみに高回転で走行していると、発電量も増えてそのままバッテリーに電気を流すとバッテリーが過充電になり、バッテリーが壊れます。

レギュレーター

この過充電を防ぐ役割がレギュレーター。
やりますねこの子。(笑)
オルタネーターで発電した電気を直流に直し、過充電にならないよう余分な電気は熱にして放出してくれます。
ショベルのレギュレーターは14.5V以上はバッテリーに流さず、放電してしまうそうです。
なのでレギュレーターが故障すると電圧がどんどん上がっていきバッテリーが過充電になっていきます。
レギュレーターの主な故障原因は熱。
レギュレーターには熱を効率よく冷ますためにフィンが付いています。
このフィンによって冷ましてくれるんですね~。
だからレギュレーターはエンジンの前特等席に位置取りしているんです。

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オルタネーターの役割

オルタネーターは故障すると発電されなくなります。

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発電されないってことは充電もされません。
したがって、バッテリーの電力を使い切れば止まってしまいます。
出先でこの状態になったら、
「OUT!!」
レッカーコースです。
こうなったら嫌ですね~。
なにか前兆なんかあるんでしょうか??
分からないのでバッテリーのチェックだけは必ずです。

SHORAIバッテリーと鉛バッテリー比較

バッテリーの充電の状態。
下の電圧容量目安は鉛バッテリーです。リチウムは違いますよ。

  • 13.0Vで 100%
  • 12.8Vで 75%
  • 12.5Vで 50%
  • 12.2Vで 25%
  • 12.0Vで ほぼ0%

で、、、こっちがリチウム(SHORAI)

  • 14.340Vで 100%
  • 13.300Vで 90%
  • 13.270Vで 80%
  • 13.160Vで 70%
  • 13.116Vで 50%
  • 12.866Vで 20%
*注意12.86V以下にはならないように。

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SHORAI LFX18A1-BS12

私の使っているSHORAI LFX18A1-BS12
12V18Ah サイズ148-66-105 重量1.038kg(軽っ!!)
私のショベルはオイルタンクにバッテリーBOXを付けてあるのであまり大きなサイズは入らない。
バッテリーBOXサイズ190-70-110
幅以外余裕無し。
コンパクトなリチウム以外入らないって事?!
結構ガビーン!!ですが、割り切ってSHORAI一本で行こうと決めました。
現状使っていて不便を感じないので・・・。
それどころかほとんど放電しないってのは使っていて実証済み。
ただ、バッテリー本体が結構高い。
SHORAI LFX バッテリー LFX18A1-BS12
アマゾン送料無料で21,382円
WESTCOよりも高い。
このWESTCOかなり評判いいです。

純正のバッテリーを作っているところと同じらしいです。
お値段結構リーズナブル。純正ほしいけど高いしな~。でも安物を買って失敗してもな~。って思っている人にはぴったりです。
これにしようと思っていたのですが、大きすぎて入らない。。。。じゃあ・・・って感じ。
SHORAI専用充電器買ってみようかと思っています。