ショベル ガバナー交換 アイドリング不調no2

この間ポイントとコンデンサーを交換したにも関わらず、症状の改善が見られなかったので
サーキットブレーカープレートの奥ガバナーを交換しようと思います。
先日ヤフオクでタイミングよく格安で買えたガバナー(アドバンスユニット)

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Jammerの純正と同じくらい高価なやつかも。
試しにこれをつけてみようと思います。

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ガバナー交換でアイドリングの不調改善

ガバナーを交換するにあたっての現状の症状

  • リアエンジンが弱い(改善されず)
  • アクセルを開けて戻しても数秒アイドリングが落ちない

このガバナー(アドバンスユニット)に不具合が出ると

  • 一定以上のアイドリングが上がらない
  • アイドリングが下がらない

なんて症状が出たらガバナーを疑う。

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では早速交換していこうと思います。
今回は特殊工具は必要ないと思いますが厚みのあるマイナスドライバーは用意しておいた方がいいと思います。

高品質 ハーレー 純正 アドバンス ユニット 進角 ガバナー 点火 タイミング 機械式進角装置 1970-99年 ポイント点火 セミトラ点火純正は安心でいいのですがお値段が、、、

プレートを固定しているボルトが回らず出鼻を挫かれる

まずポイントカバーを開けると登場するのがサーキットブレーカープレートスクリュー、、、長いね。(笑)
プレートスクリューでいっかな。

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このスクリューがとにかく硬かった。
自分の持っているマイナスドライバーでは待ったく回る予感無。
逆にマイナスの頭をぐっちゃぐちゃにする予感が・・・
出だし1分早速買い出しへ。
向かったのは近所のホームセンター・・・・売っていない。
別に特殊な工具でもないのに種類が少ない。
ちょっと遠いがアストロへ向かうことに。
往復で1時間くらいかかるので帰ってきたときにモチベーションを保っていられるかがポイントです。
やっぱりこたえますね~往復一時間(笑)
作業再開です。

ガバナーの取り外しと取り付け

一時間分の恨みをこめて「えい!!!!!」
やっぱりでかくて太いのは違いますね(笑)
固いネジは押しながら回すのがポイントですかね?!

この時サーキットブレーカープレートの位置を、元に戻せるように必ず合いマークをしておきましょう。
自信のない人は特に必須。

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プレートを外せばガバナーとご対面です。
順番的には左右のスクリューを緩める。次に真ん中にあるブレーカーカムロックボルトを緩める。
これで簡単に取れます。
でもってこれが付いていたガバナー。

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ホントにどっか悪いの??って感じです。
素人にはわからないレベルなんでしょうか?別にスプリングもヘタっているような感じはしないのですがきっとだめなんでしょうね。
そーいうことにします。(笑)
新品のガバナーに交換します。

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取り付けるときの注意このツメの向きを必ず合わせてはめ込みます。
この後浮かれて写真を撮るのを忘れてしまいました。
新品のガバナーですがスプリングの所にグリスをちょっとつけて動きのサポートをしてあげます。
で、ガバナーにブレーカーカムをしっかり奥まで入るように差し込みます。
途中までではダメです。しっかり奥まで入るようにです。
でプレートを付けて印をつけておいたのでそこに合わせて閉めこみます。
ドキドキしながらも完成。
ガバナー交換できました。
毎回思いますが何事もやって出来ない事は無いですね。(笑)

ポイントのギャップ調整

前回までの私はこのギャップを軽く見ていました。
【正しい位置で正しい隙間を】
何事も適当はよくないです。
なので今回はシックスネスゲージ買っちゃいました。
隙間ゲージ シックネスゲージ タペット調整 バルブクリアランスゲージ 測定工具 【安心60日保証付き】あまり高くなっかったので買っちゃいました(笑)

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こんな時にしか使いませんがなければ正確に測れません。
ギャップを調整する前に点火時期を探さねばなりません。
どこで探すのか??
左側オルタネーターの上ここです。

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何度かトライしているのですが全然回る気配ありません。
なのでここは無視して点火時期を探っていきます。

ショベル点火時期 タイミングマークを見ない

点火時期を調整する場合はタイミングホールを開けてタイミングマークを見るのが一番の方法だと思うのですが、残念ながら私のショベルはタイミングホールが硬くって開きません。
なので、ピストンの位置であわせて行こうと思います。

ちなみに私のショベルは73年の前期なので
上死点マークは【・】
点火時期マークは【|】

では早速プラグコードを外しプラグを外します。

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フロントのプラグホールに割りばしを突っ込んでピストンが一番上に上がりきったところ【・】を探します。ここが上死点なんですね。
そこからほんの少し戻してあげると【|】点火時期になります。
ここの少し戻したところの点火時期でポイントギャップの調整をします。

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割りばしなんて軟弱なもの使うと折れてとてつもなく後悔します。
この撮影後ポキッと折っちゃいました。(涙)
焦りましたよ~でも幸いピンセットで取れたのでよかったですが。
二度と割りばしなんて使うかっ!!!!

ピストンの位置そのままでこっち側。

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ポイントギャップ調整

先程組んだサーキットブレーカープレートのブルーストリーク製のポイント。
ここでブレカーカムの山に注目。
狭いほうの山にヒールが乗るようにポイントをセットする。
ブルーストリーク ポイント&コンデンサーセット 71-78年(70-99年)

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ブレーカーカムの狭い山にヒールが乗っかった状態で、ポイントの隙間を0.05mmにあわせる。

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シックスネスゲージ使える!!!
笑えるくらい使える。
買ってよかった。これでポイントの調整は完了です。

悪戦苦闘の末何とか終了。
作業中バッテリーを充電しておいたのでダメもとでセルを押してみる。
「やった~まわった~」
あったかくなるとキック始動が大変なのでセルは助かる。
やっぱりバッテリーパワー不足なのかな??
不調だったリアエンジンも元気よくアイドリングし、バッチリなおりました。

ショベル用ガバナー

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