スプロケ
ハーレーの振動はえげつない。スプロケのネジがゆるゆるになる。
群馬県内ツーリング時の出来事。
上野村までのツーリング道中。
結局は上野村までたどり着けず、途中で引き返すことになる。
何がおきたかと言うと、スプロケのボルトが緩んでしまった。
今回のトラブル車両は私ショベルでは無く、友人のエボソフテイルでした。
スプロケのネジの緩みは危ない!!!
一歩間違えれば・・・って事になりかねません。
気を付けないとですね。
何を隠そう以前、私も全く同じトラブルにあったのでよ~~~~くわかります。
この時は悲惨でした~。
数百メートル走る度にボルト締めていましたからね。
今思い出しただけでも大変だったことが鮮明に・・・・。
こんな事にならないように日々増し締めは必要ですね。
スプロケが緩んだことによる症状
問題のスプロケのボルト↑ここです。
結構緩んでいますね~。
「お~!手で回る」
事前にチェックしていればすぐ気がつくと思いますが、なかなか増しじめ忘れてしまいます。
増し締めは忘れずに。
スプロケのボルトが緩んだ時の症状
今から書くことはスプロケが原因で起きた症状か定かではありませんが、締め直し後症状が出なくなったので、おそらくはスプロケが緩んだことによって起きた症状だと思っています。
皆さんもこんな症状に心当たりありませんか?
もしある方は一度スプロケのボルトを見てください。
症状1
感覚でしかありませんが、なんだか後輪が横滑りするような感じ。
私が気が付いた時は冬場だったので風であおられているんだろうとしか思っていませんでした。
群馬は風が恐ろしく強いですからね~~
症状2
走行中金属が当たっているような音がする。
この場合スプロケとは限らず色んな所の可能性があります。
私の場合はスプロケから緩んで飛び出したボルトのヘッドが、タイヤが回転する度にフレームに当たっていました。
スプロケのボルトは一か所緩むとその他全部のボルトまで緩んできます。
そう考えると相当な力が加わっているんでしょうね。
私が気が付いたのはこの2点です。
ただ金属音がした時にはかなり危ない状態だと思うので気をつけてください。
ここにはネジロック必須です。
現地での増し締め
今回のように出先でこの症状になってしまったら緩んだボルトを締めながら帰ってくるしかありません。
こんな時車載工具大変役に立ちます。
持っていると重宝する車載工具。良かったら読んでみてください。
帰るためにはまずボルトを締め直す。
見てて、あーじゃない、こーじゃない言う前にとにかくボルトを締める。
ここはソケットが入らないのでスパナ。
でも、「スパナがな~~~~~~い!!!!!!!!!!」
この間、持ち歩く工具がいっぱいで重かったので少し絞って置いてきてしまいました。
ここは車種によってスプロケの付け方が違うので要確認。
気が付いたところの傍に丁度よくガソリンスタンドがあったので、お願いして工具を借りました。
借りたモンキーがとにかくデカい。
こんなモンキーしかないの???って位デカかったです。
とりあえず応急処置的に締めます。
近くにカインズが有るとの事なので、急いでカインズへ。
モンキーレンチを買い、一本ずつしっかり締め込みます。
一本一本確認しながらしっかり締める
転がしながら全部のボルトを締めます。
N君ごめん。
不謹慎ですがちょっと笑えたので写真とっちゃいました。
この時気温35度かなり暑いです。
日向に座り込んでの作業。
めまいがします。
なにもしていなくても汗が・・・
熱中症には十分に注意しないとヤバイ。
この地味な作業きついんです。。。
ネジロック
スプロケには赤がいいと思います。
赤位になると取り外しの時はヒートガンが無いと外せないかもしれません。
ハンダでは無理でしょうね。
でも私は赤持っていないので青をつけていますが、、、
要は気持ちの問題。
付いているのと付いていないのでは行って帰って来るほどの違い。
そもそもスプロケってどんな働き?
私のショベルにはこのスプロケを付けています。
48丁でオフセット無しのタイプ。
スプロケは前と後ろにあるのですが、このバランスが大事なようです。
前後のバランスというのは両方偶数や奇数にしてはいけないなんて聞いたことありますが・・・
スプロケの丁数って??
知っていそうで知らない方も多いのでは??
スプロケの丁数は、前と後ろでは考え方が違います。
フロントは丁数が多ければ高速寄り
丁数が少なければ低速寄りになります。
その逆でリアは丁数が多ければ低速寄り
丁数が少なければ高速寄りになります。
うんと早い設定にしたければ前を大きく、後ろを小さくしてあげればかなり高速寄りになります。
この場合のデメリットですが、低速走り出しや2速くらいまで、もたつきます。
なんでもほどほどがいいと思います。
車両によってスプロケ選びはいろいろなのでよくショップの方に相談しながら決めるといいでしょう。