オイル交換の重要性
オイルはバイクの血のようなもの。
オイル交換をおろそかにしていると後で大変なことになります。
簡単な作業だし、汚れるし、めんどくさい。
「そーなんですよ。」オイル交換ははっきり言ってダルイ!
これと言って目に見えるわけではないし、別に調子が悪いから交換するわけでも無い。
ついつい後回しにしてしまいがちです。
乗り方にもよると思いますが、距離で決めている方や、期間で交換する方いろいろだと思います。
私は、最初距離でやっていたのですが、しばらくメーターが壊れていた為、期間で交換しています。
この期間は年2回半年に1回のペースで交換しています。
エンジンオイル2回交換に対してミッションオイル1回の交換
オイルは乗らなくても劣化していきます。
私は純正の高いオイルは手が出ないので、お手頃価格のレブテックSAE50を年間通して使っています。
人によっては夏場SAE60を入れる方も多いと思いますがここは好みだと思っています。
オイル交換は自分でやると愛着が湧いてくるし、バイクの為にもすごくいいのでサイクルを決めて交換してみてはどうでしょうか?!
ショップにまかせっきりの方などは、とっても簡単なので是非自分でやってみましょ~。
あまり触ったことがない人とかは、まずはバイクに慣れるって意味でオイル交換はもってこいだと思いますよ。
エンジンオイル&ミッションオイル交換
用意するものはオイル
あたりまえですよね。笑えます。
オイル交換するのにオイルが無くてど~すんのって話。
ミッションオイルを交換するときは、ドレンボルトを用意しておいた方がいいですよ~。
オイル使用量
さっきも書きましたが、いつも使っているエンジンオイル&ミッションオイルはレブテック(REVTECH)
エンジンオイルはSAE50
ミッションオイルも同じくレブテックSAE80W90
エンジンオイルは3本
ミッションオイルは1本
ドレンボルト1個
これらを用意して交換スタート。
オイルを抜きやすくする為の暖機運転
まずは暖気運転。
これをしておくとオイルが少し柔らかくなり抜きやすいとの事なので。
(私の場合あまり変化は感じられませんが??)
SAE50?SAE60?使い分けは?
簡単に説明するとオイルの表示番号の違い。(爆笑)
そんな事聞いてるわけじゃないよね~。
番号が大きくなるに連れてオイルが固くなっていきます。
なので外気温の暑い夏場は固めのSAE60を入れる方もいるそうです。
ん~なんかわかりずらいですね。
では、エンジンをかけるとエンジンがあったかくなってきますよね。
それを冷やす役割がエンジンオイル。
ここまではOKですね。
暖機運転のこと書きましたがオイルは暖まるとやわらかくなってきます。
なので外気温の暑い夏場には普段よりも固いSAE60を入れるって事になりますね。
50<60番号が大きくなるとオイルが固くなる。
チョー簡単に書くとこんな感じですが詳しく知りたい方はここ
かなり詳しく分かりやすい説明でスッと入ってきますよ。
ジャッキUP
車体が低い車両はフロントタイヤの下に何か敷いて少し上げてやるとジャッキが入るようになります。
オイルタンク
シートを外し、オイルタンクの蓋を開けます。
結構大きなボルトなので最初交換したときは急遽モンキーを買いに行きました。
要注意です。
廃油処理をしっかり
廃油を受けるトレーを準備し
オイルホース
手前のホースを外します。
(ここのやり方いまいちなので何かいい方法ご存知の方教えてください。)
タペットスクリーン
オイルを抜いている間にタペットスクリーンを掃除。
タペットスクリーンが詰まっていると故障の原因になるそうなのでオイル交換の時は必ず掃除するようにしています。
このメッシュの網をパーツクリーナーで「シューっ」としてあげます。
ゴミというか金属粉のようなものでしょうか?
車体を水平に
後はオイルがしっかり抜けるまで一休み。
この時、車体が斜めになっているとしっかりオイル抜けないので、垂直になるように真っ直ぐに気をつけましょう。
廃油チェック
エンジンオイル抜けました。
「ん~かなり汚れている」
これでも年2回。半年に1回は交換しているのですが、、、真っ黒です。
意味もなく触ってみました。「ウエ~イ!!」
開封後も問題ないオイル
新しいオイル2本新品1本使いかけ
レブテック エンジンオイル SAE50
オイルは蓋を開けていても数年は劣化せずに使えるようなので助かります。
新旧オイル比較
オイル比べてみました。
左が新しいオイル、右がさっき抜いたオイル
全然違いますね。人間でいえばオイルは血液と同じ働き。
この作業は見てわかる通りとっても重要。
ミッションオイル交換
続いてミッションオイル交換に移っていきます。
そのままジャッキで車体を持ち上げている状態で、ミッション下。
ミッション下ドレンボルト
4速ミッションはミッション下にドレンがあるので、ここのボルトを抜きミッションオイルを抜きます。
途中まで緩めたら最後は手で
意外と固いので結構緩めます。
手で回せるようになったら下にトレーを置いてオイルをキャッチ。
あっという間
エンジンオイルと違ってすぐ抜けます。
あっという間。
ミッションオイルはあまり汚れていませんが、定期的な交換を習慣に。
ドレンボルトチェック
ドレンボルトを見るとエライことに・・・
鉄粉がすごい事に。「てんこ盛りだ~~」
こんなに出るもんなのでしょうかね~??
少々心配ですが、次もこんなだったらやばいかも!?
一応パーツクリーナーで洗浄してみましたがかなりの量の鉄粉・・・。
違いわかります??
予備があるので新しいものに交換します。
「あれ??あれれ???銅ワッシャーがな~~~い。」
このワッシャーは毎回交換していたのに、、、
仕方ないが無いのでそのまま次まで頑張ってもらうことに。
形状の違うドレンボルト
このドレンボルトも色んな形があるんですね。
右が今回外したもの。
左がV-TWINの今回取り付けるドレン。
ミッションオイルゲージ(規定量)
キック横に付いている、小さなイモネジ。
このイモネジが規定量になります。
このイモネジを外した穴からオイルが垂れてきたらOK。
オイルを注入する前にキック横のイモネジを外しておきます。
ここからオイルが垂れてくるまでオイル注入します。
専用工具持っていない
ミッションオイルを注ぐ蓋を外す。
専用工具を持っていないのでスパナで回してしまいますが、、、
レブテック(REVTECH)SAE80W90
ミッションオイルレブテック(REVTECH)SAE80W90
●(G) レブテックビッグツイン用ミッションオイル
使いかけと新品。
先に使いかけを。
さっき外した蓋の所からミッションオイルをゆっくり注入。
横のゲージから漏れてくるまでゆっくり入れます。
オイル規定量
ゲージから流れて来たらOK。
後はイモネジつけて、蓋をして終了です。
この時要注意なのがドレンボルト。
あまり強く締めすぎると大変なことになるので気をつけてしめてください
やった事はないですが、締めすぎて「ヌルッ」っとした感じになったらOUT!!
ヤバイではなくアウトです。
オイル交換終了
こんな感じでオイル交換終了です。
次回は年明け2月頃の予定です。
今回のオイル交換の中で気になる事が一つ。
タペットスクリーンを掃除するとき、蓋を取り、スプリングとフィルターを取り出してもオイルが見えていました。
やっている時はあまり気になりませんでしたが、思い返してみると今までこんな事なかったような・・・
もしかしたらブリーザーホースからオイルが噴出したことと関係あるのでは??
でもあの症状から今日まで一度も再発なし。
やっぱり気になるのでオイルポンプのチェックボール位は見ておこうかな??
そこでダメならブリーザーギア。。。
チェックボールで済んでくれればいいんだけど。
いずれにしてもオイルポンプは初めての場所だけに慎重に開けてみたいと思います。
皆さんアドバイスお待ちしています(笑)